流れて消えるだけじゃ、語り合えないから

この人いいな、という人は、前向きでも後向きでもなく、ただ中間の状態でその場を動いているだけ。

ツイッターは「不人気見える化ツール」? もっとゆっくり、LINEっぽくなく、落ち着いて会話したい

ツイッターに、フォロワーの会話が強制的に見えるシステムが付いてしまった。

 

僕はこのシステムが大嫌いだ。

人の会話なんて別段見たくない。LINEでやってろというものばかりだ。

そんなLINEレベルの会話が、いちいちタイムラインに飛び込んできて、うっとおしい。

他のフォロワーのツイートも読みたい。なのに、いらない会話がヤブのように行く手を阻んで、時間がかかるのだ。

 

 

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成長段階に応じた環境にいられないから、コンプレックスが積もる

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学生時代の僕は、いわゆる「コミュ障」といわれる人でした。

友達の作り方がわからず、人に違和感を持たれずに接してもらえる方法がわからないまま大学に進んでしまって、いつも一人、いけていない人に見られていたようです。

 

そんな一人だけの僕の周囲は、

男の人と女の人がグループを作って自然に楽しそうに話をしているのとか、

学生のカップルがいちゃいちゃしているという、

大変うらやましいものでした。

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いらないと言われたものが、あふれている。かわいそうに思う

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世の中には、必要以上にモノが多すぎると思うのは、僕だけだろうか。

 

家に売りに来ては断られるフルーツの訪問販売。

頼んでもいないのに付けてくれるおまけ。

別に遊ばない回転寿司屋のガチャガチャ。

もらっても使う予定もないまま置いている、贈答品。

 

いらない。

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ノスタルジーと愚痴をセットで語るのはやめよう

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 2008年になくなった、大阪~東京間の寝台列車「銀河」の車内にて。オッチャン達と乾杯。(2008/2)

 

「今度はブルートレイン○○がなくなるのか、乗ってたのにな。残念だ。」

「あったあった!△△駄菓子!懐かしいなぁ。でも、今の時代じゃ作られないんだなぁ。」

「大阪が全盛だった大正時代は、すごい時代だったんだな。建物も街行く人もレトロでかわいい。」

 

僕も昔の懐かしいものや、消えゆくものが好きで、

こういうせりふを口にすることはよくあります。

 

しかし、その後に、「思い出をありがとう」のような感謝の言葉がつくとかならいいのですが、

後ろに

「○○を切り捨てる政治が悪い」とか

「それに比べて現在は…○○で…」とか

「新しい○○ばかり優先しないで、△△残せ!」とか

「最近の若い者は」*1

という愚痴を付けているのをよく見かけます。

それは、何も生み出さないし、負のオーラが漂いすぎてるだけなので、見苦しく思います。

*1:ネットを見てても「最近の若い者」も、懐かしいものや古いものが好きな人は、結構いることに気づく。十把一からげにして見るのはよそう。

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種田山頭火のように、いい歳になっても悩んでダメやってる人になっていきたい

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種田山頭火といえば、「分け入っても分け入っても青い山」などの五七五にとらわれない自由律と呼ばれる俳句の形を作った、20世紀の旅の俳人です。

 

しかし、彼の俳句を見てみると…

 

「まっすぐな道でさみしい」

「どうしようもないわたしが歩いている」

「焼き捨てて日記の灰のこれだけか」

 

といった、どう見ても優雅な俳句の世界とは一線を画しています。

寂しいという自分の感情を表わしたり

自分はどうにもならないものだと諦めたような自虐のような句だったり、

過去を清算しようとした過去の重さはこれだけだったのか(?)とおののいていたり、

 

マイナスの感情をふんだんに、素直に表した俳句を沢山残し、

そこに引っかかるものを感じると同時に、強い共感を感じずにはいられません。

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あらゆる店が消えたとき、最後に残る店は…~秘境・椎葉村のよろず屋から~

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日本から商店街が次々消えている。ショッピングモールでさえも経営が立ち行かなくなり、廃墟化するモールも現れた。店はなくなり、通販でモノが買える時代になった。

 

実際の店がどんどん姿を消していっている現状から、さらに何十年か先はどうなっているのだろう。

あらゆる店が消え、最後に残る店は何だろう…?

 

そのヒントと思われるものを、宮崎県の秘境「椎葉村(しいばそん)」で見つけました。

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「私なんて可愛くないですから…」と言う女性に、「そんなことないよ」と言うのやめます。

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たまにいます。

自信がない女性で、「私なんて可愛くないですよー。」くらいのことを言う女性。

 

それに対して、周りの人は脊髄反射的に、「そんなことないよ~、○○ちゃん、かわいいよ。」とレスポンスするのを見ることがあります。

 

しかし、そうしないといけないような空気になったとき、

僕はそこから降りるために、

「ごめんなさい、僕、そんなことないよなんて言うの、やめさせてください。」

と言うことにしました。

 

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