9月30日はポッドキャストの日 ~インディーズラジオで終わらないでいられるか~
インターネットで聴けるラジオ、「ポッドキャスト」の番組をやっている僕としては、見逃せない日がやってきました。
2日前の9月30日、「ポッドキャストの日」というのが外国のネットユーザーの間で定められていました。
日本でもツイッター上でポッドキャストにまつわる思い入れを語ったり、好きな番組を語ったりしているツイートが多数投稿され、僕も様々なDJやリスナーの言葉を読んで、音声メディア(ラジオ)が好きな人が集まって、想いを共有し合ってるんだなぁと、嬉しい気持ちになりました。
9月30日は「 #ポッドキャストの日 」
— みやじゅう@地図から日本を見てみようの人 (@miyamituru) 2016年9月30日
僕は元々週3,40時間もラジオ聴くような、ラジオっ子だったんですが、社会人になってからあまり聞かなくなりました。
でも、ポッドキャストを聴くようになって、ラジオを聴く習慣が戻って来て、今は20くらいの番組を通勤中や作業中に聴きまくってます
ウォークマンを買って、最初は音楽だけ聴こうと思ってたけど、ポッドキャストって機能があるのを知って、そこから「こんな番組あるんだ!」って感じで、片っ端から聴くようになりましたね。個人のマニアックな番組からTBSの番組や地方局の番組まで、すっかりハマりましたよ。 #ポッドキャストの日
— みやじゅう@地図から日本を見てみようの人 (@miyamituru) 2016年9月30日
ポッドキャスターが集まって、交流会したり、公開収録みたいなイベントやったりしてみたいですなぁ。 #ポッドキャストの日 https://t.co/FgkIz6kNxZ
— みやじゅう@地図から日本を見てみようの人 (@miyamituru) 2016年9月30日
★音声メディアの将来は?
しかし、ポッドキャストが生まれて約10年。
そもそも「ポッドキャスト」って何?という人が多いくらい、その存在を知らない人はたくさんいます。
その存在をあまり知られていないので、そこまで規模の大きくないメディアといわれ、新たなリスナーを外から呼び込むにはどうするか悩んでいるところもあるそうです。
これより厳しい状況にあったのが、「ラジオ」でした。
「ラジオ」はみんな名前は知っているけれど、聞いたことがない人も多いし、年寄りが聞くものだと思われて、触れる機会がないといわれていました。
ラジオの最盛期は1970年代でした。しかし、その後にテレビが登場してメディアの主役の座から陥落し、さらにインターネットや動画共有サイトが追い打ちを掛けます。ラジオはそんな風前の灯の中、インターネットと歩調を合わせるような形で、細々と生き残ってきました。*1
ポッドキャストにもラジオにも、面白い番組はたくさんあります。
それに触れてもらうにはどうすればいいのか、未だに決定的な打開策が打てていないのが、ラジオもポッドキャストも好きな僕としては、歯痒いところであります。
★でも、ツイキャスは大人気
その一方で、ツイッターから出てきた「ツイキャス」は絶好調です。
ラジオのように音声や自撮り動画を配信し、それを聞いた人が随時コメントを返すような、しゃべり手と受け手の双方向のコミュニケーションが気軽にできるようなツールが大人気です。
すぐに始められる手軽さ、番組のようにきっちりした内容を求められないゆるさ、双方向コミュニケーション、そして、しゃべり手の自分が中心にいることへの快感。
これが人気なのかもしれません。
一見ラジオやポッドキャストのようですが、それと似て非なるものです。
ですが、ラジオと違って知名度も高く、若い人を中心に大人気です。
なぜ人気なのでしょうか?
ラジオと違って、すぐに返信が反映され、より双方向のコミュニケーションがされやすいからでしょうか?
しゃべり手が話題の中心にいれることへの快感だったり、普段聞けないフォロワーの声を聴けることが嬉しいのでしょうか?
まだまだ、どうすればいいのかわかりませんが、
ラジオやポッドキャストが、何かと手を組んだら、人気が出るのではないかと、僕は考えます。
ツイキャスや、他の人気のあるものから、学ぶものも多いのではないかな、と僕は思いました。