流れて消えるだけじゃ、語り合えないから

この人いいな、という人は、前向きでも後向きでもなく、ただ中間の状態でその場を動いているだけ。

他の人に自分の特徴を聞いてみる

自分が知っている自分が知らない
他人が知っている①「自分も他人も

知っている自己」

②「自分は知らないが

 他人は知っている自己」

他人が知らない③「自分しか知らない自己」④「誰からもまだ

知られていない自己」

自己分析をするときに、そして、他人とのコミュニケーションを円滑に進めたいときに、

ジョハリの窓」というツールを聞いたことがあるかもしれません。

自分の特徴を「自分が知っているーー知らない」「他人が知っているーー知らない」の4つに分け

それぞれ①②③④の項目に、書き入れていくというものです。

自〇自×
他〇
他×

やったときは、結果がばらけていても、

最終的には①の「自他ともに公開された自己」の部分が大きくなり、②③④が小さくなると、

自分をオープンにしてコミュニケーションができ、コミュニケーションにストレスが少なくなるといわれています。

(ちなみに、私は③がかなり多いです。まだまだオープンハートには遠いですね)

ただ、ここは自己分析なので、「③の自分だけが知っている自己」であっても、まだまだ大丈夫です。

無理になんでも公開しようとすると、それだけでストレスになると思いますので。

この「ジョハリの窓」を使うにしても、使わないにしても、自己分析をするとき、

他人から見て、自分はどう見えるか、というのは、参考になります。

自分が知らない、自分の姿に気づくことができるからです。

ただし、誰でも彼でも、「他人から見た自分の印象」を聞くのは、あまりお勧めしません。

人から自分の印象を聞くときのコツを書きたいと思います。

★自分の印象を聞かない方がいい人

・マジメな話ができない関係の人

学校の同級生や職場の同僚等で、仲はいいけれど、上辺だけの関係をしている人です。

そんな人たちとは、普段マジメな話はしないので、「私の印象って、どう見える?」と聞いても

何言ってるの?と、あまりマジメに取りあってくれないときがあります。

また、とっさに聞かれて困って、空気が悪くなったり、あなたを傷つけまいとして、当たり障りなく終わろうとするので、

長所も欠点も聞けないままに終わる可能性があります。

・見ず知らずの他人

一見さんがパッと見で受ける印象を知るのもいいと思いますが、上辺だけの話で終わります。

良く知らないのに、心ないことを言ってくる人もいるでしょう。

ある程度知り合いの関係になってから、聞く方が良いです。

★自分の印象を聞きやすい人

・自分と立場が違う人

例えば、自分が大学生の男の人なら、30代や40代、老人や小学生、サラリーマンや主婦、異性といった、自分と世代やライフスタイルや考え方が違う人から、印象を聞くと良いです。

同じ立場の人でもいいのですが、それを続けていても、同じ答えが返ってくるばかりでしょう。

それなら、自分が普段接しないタイプの人に聞いてみると、意外な見方をされているかもしれません。

・マジメな話を出来る関係の人

普段から深い話をしたり、世の中のあらゆることを話し合ったり、お互いのことについて話し合っている関係の人には聞き易いです。

深くまでお互いの印象を理解していますので、長所も短所も教えてくれます。

ただ、自分の短所や改善した方がいい点についても知っていることがありますので、

忌憚なく、良くないところも教えてくれたりします。

★他人から見た自分の印象はショックだろうけれど、落ち込むことはない。なぜなら…

最後に、人の口から自分の短所や良くないところを聞いてしまうことはあると思いますが、

大丈夫。落ち込むことはありません。

なぜなら、あなたの印象は、あなたの全てを表わしているのではなく、

他人が見て、あなたを勝手に判断した印象に過ぎないのです。

「あんたは、口下手で商売が下手だから、営業職にはなれないよ。」とか、昔から親しい人が言ってきたりすることがありますが、

昔からよく知っているとしても、「他人から見た、あなたの印象」に過ぎないのです。

だから、そんな言葉に捉われたりしないで、放っておけば、なんとかなるでしょう。

人に自分の特性を聞くことは、最初は恥ずかしくて、嫌な事を言われそうと思いますが、

慣れていけば、自分のことを理解したり、観察するのに、役に立つと思います。

お試しあれ!