流れて消えるだけじゃ、語り合えないから

この人いいな、という人は、前向きでも後向きでもなく、ただ中間の状態でその場を動いているだけ。

あらゆる店が消えたとき、最後に残る店は…~秘境・椎葉村のよろず屋から~

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日本から商店街が次々消えている。ショッピングモールでさえも経営が立ち行かなくなり、廃墟化するモールも現れた。店はなくなり、通販でモノが買える時代になった。

 

実際の店がどんどん姿を消していっている現状から、さらに何十年か先はどうなっているのだろう。

あらゆる店が消え、最後に残る店は何だろう…?

 

そのヒントと思われるものを、宮崎県の秘境「椎葉村(しいばそん)」で見つけました。

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大阪の廃村を目指して(前編) 和泉山脈の林道で足を取られまくる

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【廃村】(はいそん)

何らかの理由により住人が退去して無人となり、居住していたことを示す建物や痕跡のみが残されている場所のこと。産業による環境破壊や衰退、戦争や自然災害での退去によって、一度形成された都市や集落が廃墟化したものである。(wikipedia:「ゴーストタウン」より)

僕は大阪府に住んでいる。

人口884万人、日本で3位。

現在でも人口が増加している、大都会大阪府に、人の姿が消えて、誰も住まなくなった村があるとは思わなかった。

 

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山奥の引きこもりハウス(奈良・吉野「西行庵」)

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大阪から離れた、奈良・吉野の山奥に「西行」という、
西行というお坊さんが建てた小屋(庵)がある。
 
3畳くらいの広さで、家財道具は野良仕事道具くらいしかほとんど置いておらず、簡素な床の間があるだけの家だ
庵の奥には、座禅を組む西行法師の像が安置されている。

桜の木々に囲まれ、春は花びらで埋まるほどに美しく、目と鼻の先に遠くの山々が見渡せ、季節の移ろいをゆっくり感じることができるような、静かでささやかな環境の中に、庵が建っている。
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すごい日本奥地紀行【南信州編】 第10回 五郎丸ポーズの仏像(最終回)

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【第9回】

大阪→→馬籠宿→(長野県)妻籠宿遠山郷→下栗の里→ 諏訪大社奈良井宿

御嶽神社岐阜県)御嶽パノラマライン→下呂温泉(3泊目)

→ 関善光寺→岐阜大仏→長良川沿いに続く道→→大阪

 

緊張の山越えを終えて、岐阜県下呂温泉に降り、一泊した。

4日目、朝早くから出発し、大阪を目指した。ところが――

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すごい日本奥地紀行【南信州編】 第9回 御嶽パノラマライン

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【第9回】

大阪→→馬籠宿→(長野県)妻籠宿遠山郷→下栗の里→ 諏訪大社奈良井宿

御嶽神社開田高原岐阜県)御嶽パノラマライン→喫茶・五重塔

下呂温泉(3泊目)→ 関善光寺→岐阜大仏→長良川沿いに続く道→→大阪

 

岐阜県に入った。普通に国道を通れば、すんなり整備された道に出れるのに、御嶽山が見たいという理由で、山が良く見えるけど、危ない道を走って、下呂温泉を目指した。

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すごい日本奥地紀行【南信州編】 第8回 御嶽山

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【第8回】

大阪→→馬籠宿→(長野県)妻籠宿遠山郷→下栗の里→ 諏訪大社奈良井宿

御嶽神社開田高原→(岐阜県)御嶽スカイライン喫茶・五重塔

下呂温泉(3泊目)→ 関善光寺→岐阜大仏→長良川沿いに続く道→→大阪

 

長野秘境ツーリング。御嶽山は、思った以上に謎の山だった。御嶽山に登らない、よく見える、でもちょっと怖い道へ、バイクは行く。

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すごい日本奥地紀行【南信州編】 第7回 諏訪大社→御嶽山

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【第7回】

大阪→→馬籠宿→(長野県)妻籠宿遠山郷下栗の里

諏訪大社木曽平沢奈良井宿御嶽神社開田高原

岐阜県)御嶽スカイライン喫茶・五重塔下呂温泉(3泊目)

→ 関善光寺→岐阜大仏→長良川沿いに続く道→→大阪

 

長野秘境ツーリング。3日目は諏訪大社を通り、再び木曽へ。

御嶽山の脇を通り抜け、高原の道でハプニングに遭うのであった。

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