すごい日本奥地紀行【南信州編】 第4回 遠山郷(霜月祭、和田宿、旧木沢小学校)
【第4回】
大阪→→(岐阜県)瑞浪→馬籠宿→(長野県)妻籠宿→木曽福島→上松(1泊目)
→ 大平峠・大平宿→赤石峠→遠山郷→小嵐稲荷神社→下栗の里→しらびそ峠→大鹿村
→分杭峠(2泊目)
→ 諏訪大社→奈良井宿→御嶽神社→開田高原→(岐阜県)御嶽スカイライン→
喫茶・五重塔→下呂温泉(3泊目)→ 関善光寺→岐阜大仏→長良川沿いに続く道→→大阪
いよいよ今回の旅のハイライト1。
信州の秘境、遠山郷(とおやまごう)に入った。
細く危険な山道を越えて、やってきたのは、伊那山地と南アルプスの間の深い谷。
冬になると、ほとんどの道路が通行止めになって、外部との行き来がしにくくなる、そんな土地だ。
詳しくみていこう。
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本当は好きなんでしょ?24時間テレビ ~批判する人を考える~
「感動の押し売りだ」「障害者を見せ物にしている」「偽善だ」
そんな理由で嫌われている、24時間テレビの季節がやってきました。
障害者が逆境を乗り越えて、頑張ってチャレンジしているような映像や
身体障害をテーマにしたドラマが放映されていたり、町中では街頭募金が行われ、黄色いTシャツの人がいたりと、感動的なつくりになっています。
24時間テレビ批判については、書くまでもないでしょう。
僕は、この番組を批判する人々に対してフォーカスしたいと思います。
24時間テレビを批判する人の中にも、いわゆる「福祉番組」を見ていたり、障害者に関心があったりする人は、多いのではないでしょうか。
障害者が頑張ったり、障害者の心温まるエピソードが好きだったり、
障害者が作った作品に心温まる気持ちになっている人がいるのではないでしょうか。
テレビ番組なら、「ハートネットTV」や「バリバラ」*1を見て涙したり、障害者がメディアに採りあげられたことに喜んでいるかもしれません。
しかし、これらの福祉番組でさえ、24時間テレビとそんなに変わらないのではないでしょうか?
24時間テレビに対抗しているといわれている「バリバラ」*2でさえも、
ダウン症の人が世間の差別に耐えながら懸命に生きていく様子を放送していたりと*3、
障害者の現状を知ってもらうために、お涙ちょうだい表現を利用することは、挙げればきりがありません。
障害者がショーとしてとりあげられることを批判している一方で、
本当は、障害者の心温まるエピソードや頑張りや可能性を見たいと思っているのではないでしょうか?
けれど批判者は、本当は自分たちが好きな障害者番組を見たいのに、
24時間テレビが、自分たちの思い通りの番組を作らないから、批判しているんじゃないでしょうか。
24時間テレビを「嫌い」と言う裏では、この番組に「期待」しているのでしょう。
普段表に出ることなく、表社会から取り残されてきた障害者を、大体的に表舞台に上げ、世間に認知してもらうための最大の見せ場なのだから。
本当は24時間テレビが好きなんじゃないですか?
なぜ「ゆっくりでいいんですよ」という声掛けしかないのか?
福祉関係にお勤めの方に多いと思うんですけど、
何かをやっている人に対しての声掛けが
「ゆっくりでいいですよ」とか「自分のペースでやってくださいね」というのが、
あまりにも多すぎる気がするんですよ。
「お疲れ様でした~!」
「ご安全に!」
くらいの頻度で
「ゆっくりでいいですよ^_^」
って声を掛けられることがあるんです。
それしかないの?
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すごい日本奥地紀行【南信州編】 第1回 木曽路
僕はよく、バイクを使ってあちこち旅してくることが多いんですが、
今年のお盆休みは、バイクで長野県まで行ってきました。
目的地は長野県南部。西側にある木曽谷地域と、東側にある伊那谷地域を4日間かけて走りました。
長野県といえば、高原のリゾート地というイメージが強いですが、木曽も伊那もリゾート色がなく、木曽は「中山道と宿場町」、伊那は「南アルプスの秘境」という異なったカラーを持っており、昔ながらの田舎の姿をとどめている土地です。
【第1回】
大阪→→(岐阜県)瑞浪→馬籠宿→(長野県)妻籠宿→木曽福島→上松(1泊目)→
大平峠・大平宿→赤石峠→遠山郷→下栗の里→しらびそ峠→大鹿村→分杭峠(2泊目)→
諏訪大社→奈良井宿→御嶽神社→開田高原→(岐阜県)御嶽スカイライン→喫茶・五重塔→下呂温泉(3泊目)→
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