体や環境の変化から自分を知るのも、自己分析になり得る
こんにちは。
今回の自己分析は、いつもと趣向を変えて、
「体や環境の変化から自分を知る」というものです。
自己分析は、だいたいが自分の内面について分析をし、「自分はこんな弱点がある」等と振り返るものですが、
今回はそれよりもっと単純に、
「自分はアトピー体質。だから食べ物には気を遣っている。」とか
「自分は運動が苦手。だから、運動が得意な連中には引け目を感じる。」というような体質の違いによって、自分を分析する方法です。
また、体の変化だけでなく、
環境の変化から受ける自分の心の変化も、自己分析の一つの要素として置いておけます。
たとえば、「毎年冬になると、鬱っぽくなって、やる気がなくなる。」とか
「大部屋のオフィスにいると、人から見られているはずがないのに、周囲からの視線を意識してしまい、怖くなる」とか
そういう「環境からの影響の受けやすさ」も、自分の要素の一つです。
そんなところから、「こんな体質があって、今の自分がいる」と分析するとか、
「環境の影響を受けやすいのは、どうしてだろうか」と、自分のことを振り返るきっかけになるでしょう。
「冬うつ」はどうして起きるのだろう
冬になると、鬱っぽくなる人が多くいるといわれています。
僕も、1、2月はだいたい不調で、心身にだるさとやる気のなさが現れてきます。
あらゆることに対して守りに入ってしまい、積極性が欠けてきて、引きこもりたくなってしまいます。
僕も冬うつを契機にして、引きこもりに入ってしまったことがありました。
僕の先輩で、僕以上に冬は鬱状態に陥る人がいるのですが、その人は
「冬うつの原因がわかり、対策すれば、不安にならなくて済む。」
と、言っていました。
では、僕も冬うつの原因分析をしてみると…
・気温の低下で、体を硬ばらせておかないと、寒さに耐えられない
・寒さに弱く、それ自体がストレス
・着込みが多くなる、服を選ぶのが面倒くさい等、煩わしいことが多い
・寒くて出かけられる場所が減り、ツーリングやアウトドア等の活動がしづらく、こもりがち
・時期的に、組織の中でマンネリを感じ、嫌になってくる
・夜が早く、昼でも黒々とした曇天になることが多い
といったことが出てきました。
そこから、自分の性格がだいたいわかってくるでしょう。
もしくは、そこから自分が取る対策が見えてきます。
着込みが多くなる、服を選ぶのが面倒くさい等、煩わしいことが多い
↓
(対策)予め、着る予定の服のパターンを決めておく。(いちいち選ばなくて済む)
という具合に。
しかし、ある程度原因分析をしても、どうしてもわからないところがあります。
例えば、「寒さに弱く、それ自体がストレス」の原因が、未だによくわかりません。
僕はプロフィールに「鳥取県出身」と書いていますが、幼稚園までは雪国・石川県で過ごしていました。
僕は覚えていませんが、母によると、「いつも雪で車が埋まって不便」とか、「湿気が多くて困る」と言っていました。
もしかしたら、この頃に、石川県で冬は嫌だと思える体験を植え付けられた可能性があります。
そこについて、その時代を知る人に話を聞いて掘っていくと、意外なことがわかるかもしれません。
こんな風にして、自分の体質や環境から受ける心身の変化も、
自分を形作る要素の一つとして考え、知っていくのも、
自己分析に役立つのではないでしょうか。
※余談ですが、この記事を書いている3月上旬は、気温が20℃近くになる晴天の日も多く、春の訪れにうきうきしてきて、「今まで、冬鬱だったんだなぁ」と思い出しながら書いている状況です。