ダイソーの100円小銭入れで十分って思う
正方形の、なんの図柄もない、チャックで閉じられただけの小銭入れ。
これが僕の持っているサイフだ。
ダイソーの小銭入れコーナーで買った。
持って1年くらいになるが、意外と長持ちで、重宝している。
中には最低限の札、小銭、日常的によく使うカード(定期、キャッシュカード、図書館カードなど)くらいしか入れていない。*1
おかげで財布はペラペラだ。
しかし、尻ポケットにすっぽり収まるので、尻への違和感も少ないのが嬉しい。
「小銭入れ」と銘打っているが、布なので、意外と入ることも、使い勝手がいいと思えるポイントなんだ。
この小銭入れは、物を持っているのが嫌な僕が辿り着いた財布だと思う。
以前は人並みに見えるような財布や、それなりにブランドっぽいもの、長いサイフなんかを持っていた。
しかし、良いと言われるサイフでも、段々痛んでみすぼらしくなってくる。
人に見せられないので、使えなくなってくる。
人にまともにみられるために、それなりの財布を持ってないといけない、という意識に疲れていた。
ある日、その競争からドロップアウトすることにした。
そして、この小銭入れを持つことになった。
たしかに、小さいので、小銭やカードは沢山入れられないので、不便だ。
しかし、何を持つべきか取捨選択されてくるので、どんどん小銭入れは薄く、軽くなる。
すると心が軽くなった気分がするのだ。
それは、たかが100円といわれていた財布が、それ以上の価値をどんどん見せてくれたのだ。
身の回りのものをもっと軽くしたい。
そんな気持ちがまた一つ浮かび上がった。
*1:1か月に1回使わないようなカードは、別のカード入れを作って、そこに携帯している。