流れて消えるだけじゃ、語り合えないから

この人いいな、という人は、前向きでも後向きでもなく、ただ中間の状態でその場を動いているだけ。

googleマップがあっても、地図帳は手元に置いておきたい

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手持ちの地図 左上から

街の達人 京阪神(1/10000 昭文社) 住所を見て目的地へ行ける、詳細な地図。

グローバルマップル世界&日本(2015 昭文社) 高校地図帳より詳細で、現在の世界の都市の動向がわかる

新詳高等地図(帝国書院) 高校生時代から愛用している地図帳。世界がどういうものかを掴むのに役立つ

JAFルートマップ全日本(1/230000 JAF出版社)バイク旅行に使う地図。道路の概要がわかれば十分

ミリオンハンディ 首都圏+災害時帰宅ナビ(1/32000 東京地図出版)東京探索時によく使った

 

 僕は根っからの地図好きで、小学校のとき、学校の教材で初めて地図帳を渡されて以来、授業そっちのけで、地図帳をずっと眺めて妄想を働かせているような子供でした。

 

今になってもそれは変わらず、本屋で詳細な市街地マップをずっと立ち読みしたり、地図帳を買って、世界の地形や都市をずっと読んでいることもよくあります。

地図帳に手を伸ばして、気がつけば1時間が過ぎていた、ということはザラにあります。

 

しかし、googleマップが出たときは、本当に革命的でした。

パソコンの上で、詳細な住宅地図や上空地図が見れるので、どんどんのめり込んでいきます。

 

 

年を追うごとに、マップがカバーしているエリアが広がり、今や全世界の地図が見れるようになって、日本の地図も徐々に詳細になって、それが嬉しかったものです。

 

ストリートビューが追加され、現地の風景が、自宅からでも見れるようになり、あの場所はどう映っている?自分の家は対応している?海外は?と、まるで自分がその場所に飛んでいるかのように、バーチャル感に興奮して、見まくっていました。

googleマップストリートビューで見つけた風景に、実際に行きたくなることも起き、

これがきっかけで、宮崎県の火山地帯・えびの高原に行く等のことがありました。

 

そんな風にして地図にハマっていき、googleマップなしではネットの楽しみが半減するところまで、ハマっていったものです。

 

だけど、万能のように見えるgoogleマップがあっても、やっぱり紙の地図は欲しくなります。

②の「グローバルマップル世界&日本」は、2015年に買いました。

googleマップストリートビューが世界を覆い、無料のネットで全ての地図情報を手に入れることが出来る時代に、世界の地図帳をわざわざお金を出して買ったんです。

 

それは、僕が地図帳を読みまくってた高校生だった頃から年月が流れ、世界の都市や勢力がどのように変わっているのかが、知りたかったからでした。

高校の地図帳より詳細、ということもありますしね。

 

読んでみたら、やっぱり発見があります。

例えば、欧米は人口減少に入っているので、大して変化がないのですが、アジア・アフリカは人口増加と人の移動によって、高校時代に知らなかった都市が台頭して、100万人の大台に入ってきているのが書かれています。

日本でも大規模な市町村合併があり、市町村の姿が変化していて、昔の市町村の呼び名が消え、そのときに、昔の地図帳に載っている町名をひもとくのも、また発見だったりします。

 

ネットの地図だと、あまり気分が変わらないのですが、紙の地図帳だと、なぜか地図の世界への没入感が違って、ずっと引き込まれて読んでしまいます。

 

また、旅行のときも、いまだに紙の地図を使っています。

バイク旅行の時は、④の「JAFルートマップ全日本」というのをバイクに積み、時々カバンから取り出してルートを確認して、また走りだす、ということをやっています。

 

不便かもしれませんが、地図を広げるという行為って儀式みたいなもので、

旅をしているという実感を得るためにやっている気がします。

旅先でのマップは、スマホgoogleマップアプリに明け渡してもいいかもしれませんが、たまにやりたくなるときが来るかもしれません。

 

いずれにせよ、僕が紙の地図を完全に手放すことは、当分はないんじゃないかと思って、今日も地図に没頭しています。