このサイトについて ~就職活動のための自己分析は本当の自己分析ではない~
このページを読んでいただき、ありがとうございます。
このサイトは、日々自己分析をしながら、日常を送っている筆者・宮充(みやみつる)が、
自己分析の方法、自己分析をして見えてきたこと、自己分析をして変われたこと等を書いていくものです。
時には悩み、時には七転八倒し、時にはスッキリして、前に進み、時には休んだり、読んでいただいている方に教えていただきながら、自分が変わっていくところをご覧いただければ幸いです。
★「就職活動」のための自己分析ではなく、本当の自己分析をしよう
こう書くと、自己啓発のように読めてしまいますが、そういう趣旨のサイトではありません。
(筆者もそんなに好きではありません。その理由はまた後述…)
「自己分析」をする時期といえば、就職活動をする時期が多いです。
「自分はこんな性格の人間です!」「私がいると、こんなことに役立ちます!」という自己アピールをするために、した方がほとんどではないでしょうか。
あるいは、履歴書の自己アピール欄で、自分の長所や熱意を見せるために、自己分析をした方も多いでしょう。
しかし、ここでなされる「自己分析」とは、本当にあなたの全てなのでしょうか?
この自己分析では、企業の採用担当者に欲しがられるために、彼らに合わせて長所を見つけるためのものでしかありません。
自分の弱いところや短所、行動パターンや体力、好み、価値観…といった、自己の大半は、切り捨てられてしまっています。
切り捨てられた自分、というものはどこへ行ったのでしょうか?
そして、どうなってしまうのでしょうか?
★切り捨てられた自己を取り戻せば、心身が安定する
こうして、「私は噛めば噛むほど味の出る、スルメのような人間ですっ!」とばかりに、企業に向けて自己アピールしていき、そのまま企業に入って、自分のキャラを固定してしまった人はどうなるでしょうか。
…というより、企業だけでなく、日常生活でも「自分の長所は〇〇で…」と、気に入られるようなアピールの姿勢を続けている人は、
やはり、自分が決めてアピールしてきたキャラに振り回されて、頑張ってしまいます。
頑張って、努力して、うまくいっているうちは良いのですが、
うまくいかなくなったり、体力が尽きてきて…、せっかくの努力が空回りしたりして、徐々に気力が尽きてしまいます。
すると、余計にムリに頑張ってしまって、さらに空回りしてしまい、悪いサイクルに入ってしまいます。
それは、自分の負の側面「弱点」に目を背けてきたからです。
「この場面で、こんな人と会うと自分は、どっと疲れる」とか、「自分が努力してもうまくいかなかった行動パターンは、これだ」ということを認め、自分の弱点に向き合って、自分を知っていれば、
自分を消耗する場面がぐっと減るでしょう。
自分のマイナス面も、自己分析では扱わなかった、自分の行動パターンや価値観や好み、自分の過去に関すること等に向き合っていれば、より落ち着いて、変化の多い時代を渡っていけるでしょう。
また、その中から本当の長所も見えてくるかもしれません。
よくいわれることですが、弱点や欠点と思われているところも、場合によっては長所に変わることもあります。
思わぬものが長所として現れることもあります。
このサイトでは、こうした「自己分析」による「自己理解」について、書いていきたいと思います。
自己啓発のように、毎日がポジティブじゃなくていいですし、ネガティブでもいいです。
辛いことがあって、クヨクヨしたり、あれこれ考えすぎてしまってもいいと思います。
そうして考えているうちに、「気づき」が出てくるかもしれません。
それを積み重ねていくと、見えてくることがあるでしょう。
書いている僕も、まだまだ悩み中です。どうぞ一緒に自己分析に出てみませんか?