流れて消えるだけじゃ、語り合えないから

この人いいな、という人は、前向きでも後向きでもなく、ただ中間の状態でその場を動いているだけ。

自分の強さと弱さ

立派じゃない人間が、自分のレベルを超えた振る舞いをして潰れそうになってる。

僕は何も変わってないと思う。 人間のレベルなんてすぐに上がらない。 今まで書いてきた記事の多くは、「読んでもらうために」「自分をポジティブに見せ」「役立つように見せる」ための、 「自分を大きく見せる」記事だった。 実際、僕のレベルは変わらない…

日本一寂しい旅を追求する?(後編) 奈良の廃村、中津川に降り立って

この企画は、旅で感じる「寂しい」をとことん追求するものである。 どうせやるなら、とことん「寂しい」旅にしようじゃないか。 今回は、奈良県の山奥「野迫川村」の、さらに奥にある廃村「中津川」。 人がいた村は、「寂しい」を詰め込んだ廃集落である。

種田山頭火のように、いい歳になっても悩んでダメやってる人になっていきたい

種田山頭火といえば、「分け入っても分け入っても青い山」などの五七五にとらわれない自由律と呼ばれる俳句の形を作った、20世紀の旅の俳人です。 しかし、彼の俳句を見てみると… 「まっすぐな道でさみしい」 「どうしようもないわたしが歩いている」 「焼…

ガガガSPの「オラぁいちぬけた」という曲が、自分を肯定してくれているように聞こえる

たまに聴きたくなる歌。 ガガガSPといえば、青春パンクの代表的なバンドとくくられることがありますが、 それに対して「オレは違う!」 「オレはもっと考えてるんだぞ!薄っぺらい内容の音楽ジャンルに入れるな!」と ノーを突きつけた歌だといえます。 そ…

「考えすぎで重い」人にだって、価値がある~価値とは何か?~

最近、よく話す人がいます。 その人は 「自分は何をやっても人並み以下で、自分に魅力なんてあるとは思えない。」 「物事を深刻に考えてしまう。他の人が『考えすぎないで、気楽にやろうよ』と言っても、気楽にできない。」 「考えすぎで重く考えるから、身…

話の輪に入れないからこそ、手に入った能力

20代の僕は、友達や仲間が欲しくて、あらゆる会に出かけては、話の輪に入って、そこから関係を作っていこうと、躍起になっていました。 ところが、小学生高学年あたりから、他の人とコミュニケーション能力も、人間関係を作る能力も、大幅に差を付けられて…

好きじゃない人と付き合える僕は変ですか?

僕が最初に女の人とカップルとしてお付き合いを始めたのは、 22歳、大学を出て就職してからしばらくでした。 その相手は、出会って初めてから、付き合うまで大して好きではなかったのです。 では、なぜ好きでもない異性と付き合ってこれたのでしょうか?

人や物事に興味が持てない。なぜ?

このブログでは、僕の好きなものばかりを書いていこうと思ってるんですが、 世間的に見ると、僕は「無趣味」だとか「モノを好きになったことがない」って言われます。 例えば、映画の話になったとき。 他の人Aが、ミニシアター系では「通」な作品を出してき…

「人が気にしないでいられる所を、気にしてしまう」の起源

今週気づいたこと。 自分を言いくるめようとする人に、相手の思惑に気づき、はまらないように話を進めているときに、 「人が気にしないことが、僕は気になる」のはどうしてか、その理由が少し見えた。 それは、人に言いくるめられるのが嫌で、言いくるめられ…

「日本人の7割は幸せと感じている」は、どこまで本当か?~「ひずみ」をやり過ごせてしまう人たち~

自分の中の葛藤に対して、「なんで?」と自問自答したときに、 「自分の気持ちを抑圧している」とか「大人の対応を取る」ことによって、感情を抑えつけているのでは、と仮定するときが結構あるんですよ。 それで、僕らが普段行っている「大人の対応をとる」…

いける!意外といけるぞ、便所飯

つい最近、便所飯をしてしまった。 店に入るほどの金も持っていなかったし、そんなに腹も減っていなかったので、パン2個くらいで充分だったし、すぐ次の電車に乗らないといけないので、駅の個室便所で食べる音を殺して、菓子パンをかじっていた。 駅のトイ…

「自信を持たなきゃいけない」幻想から自由になるには

僕はこのブログで、もっともらしくノウハウを専門家のように書いていますが、 とんでもない。不安定な勤め人です。 今でも自分が何者かわからないし、自分をどう表現していいかわからないし、しょっちゅう切れそうだし、消えたくなるし、自信なんてありませ…

今「理想の大人像と離れてる!」←昔「そりゃなるの無理だわな(笑)」な動画

90年代に流れていた、大人向けお菓子のCMの動画です。 昼下がりのヨーロピアンなホームで、大人の恋愛映画を見ながら、しっとりとラムレーズンのお菓子を噛みしめて、もの想いにふける女性です。 当時の「大人像」が色濃く反映されています。 今から見た…

自分を理解してもらうための土俵が、会話や肩書きくらいしかないのが問題

僕は本当に人と意気投合したり、自分を面白いと思ってもらうことが、比較的苦手だったと思う。 話の輪にいても、話がうまくて調子がよくて面白い人や、何か目立った特徴や肩書きを持っている人に、話題の中心を持っていかれて、 会話の主導権を取られてばか…

お金を使うことに、罪悪感を覚える

僕はお金を使って物を買ったり、サービスを受けたりするとき、 お金が出ていくことに、とても惜しい感じというか、罪悪感にも近い感覚を持つことがよくある。 モノが高いからというわけではない。 安くてお得なものであっても、お金が出ていくことに虚しさを…

薄っぺらい話題よりも、心のこもった意義のある話がしたい(SNS疲れはどうして起こるか)

FacebookとかSNSが嫌になって、これが元でトラブルになったことが、ここ2年くらいでいくつかあった。 実際に会ってたら、気が合う人なのに、 SNSで興味がない投稿の連投を見せられたり、内容のない前向きな発言をしているのを見させられて、 …

趣味(コミュニケーションツール)に興味が持てない

「スポーツ観戦」、「フットサル」、「ライブ」、「AKB48」のような、みんなが好きなこと 世間の人が認知している「趣味」に、興味がわかない。 なぜか。 それは、自分の中でそれらの中に、意味を見出せないからだ。 自分が求める意味と、物事が持って…

尊敬する人と一緒にいる時、起こる負の感情

友達で、自営業で生計を立てているA君や、同じ職場の同僚で、自分を助けてくれるBさんといると、「スゴイ、尊敬できる。」と素直に思える。 しかし、同時に気づかないうちに、コンプレックスや妬みを持っていることに気づいた。 就労が不安定で、収入が少…