流れて消えるだけじゃ、語り合えないから

この人いいな、という人は、前向きでも後向きでもなく、ただ中間の状態でその場を動いているだけ。

早寝早起きに切り替えて、3週間くらいが経った結果

8月末に、4日間の九州ツーリング*1に行ってきた。 毎朝5時、6時に出発するスケジュールを組んでいたので、どうしても早寝早起きは必須だった。 この旅行先での早寝早起きに順応するために、その1週間前から早寝早起きの練習を始め、ついでにそれまでの…

いい人物は、そもそも前向きかどうかなんて、言ったりアピールしない

人の心を見ると、「自分に不足しているものを口にする」法則があるように思う。 優しくなりたいと思ってる集団を見れば、実は人に優しくできない人だったり、人から優しさを求めている人たちだったり。 その法則に当てはめるなら 前向きでなきゃ、とか、わざ…

前向き、は根性論に結びついている

前向きであること、ポジティブであることが良いといわれているが、 これは新手の根性論(精神論)じゃないだろうか? 見方を変えることや、笑顔でがんばること、弱いところを見せないこと等が、前向きさだとするなら、前向きさは、「死ぬ気でがんばる」とか…

ツイッターは「不人気見える化ツール」? もっとゆっくり、LINEっぽくなく、落ち着いて会話したい

ツイッターに、フォロワーの会話が強制的に見えるシステムが付いてしまった。 僕はこのシステムが大嫌いだ。 人の会話なんて別段見たくない。LINEでやってろというものばかりだ。 そんなLINEレベルの会話が、いちいちタイムラインに飛び込んできて、…

立派じゃない人間が、自分のレベルを超えた振る舞いをして潰れそうになってる。

僕は何も変わってないと思う。 人間のレベルなんてすぐに上がらない。 今まで書いてきた記事の多くは、「読んでもらうために」「自分をポジティブに見せ」「役立つように見せる」ための、 「自分を大きく見せる」記事だった。 実際、僕のレベルは変わらない…

ブログに振り回されてた  しばらくぶりな理由

ブログでログが残るというのに、ツイッターのようにすぐに流れていって、前の記事のことなんて誰も省みられなくなってると感じてました。 それが「消費されて終わってる」と感じたり、誰かに引用されるわけでもなく、ただ一方通行のやり取りに、力を使いまく…

男性への差別を感じるのですが…

togetter.comこれを受けて、書いたこと。*1 僕も女子が多いクラスにいたのでわかる。 こういう場で女子への苦手意識を植え付けられ、僕はアンケートの中の人みたいになってしまった。 社会を敵視しても仕方ないと思うけど、女性への差別もあれば、立場が弱い…

ダイソーの100円小銭入れで十分って思う

正方形の、なんの図柄もない、チャックで閉じられただけの小銭入れ。 これが僕の持っているサイフだ。 ダイソーの小銭入れコーナーで買った。 持って1年くらいになるが、意外と長持ちで、重宝している。 中には最低限の札、小銭、日常的によく使うカード(…

安いだけじゃない!安宿の楽しみ方

僕が旅を始めた高校生くらいから、安宿とは切っても切り離せなかった。*1 9年前くらいに、バイク乗りの安宿「ライダーハウス」*2や、外国人も泊まれる宿「ゲストハウス」*3が現れ、その値段の安さに、喜んで飛びついた。 安くて1000円、高くても300…

日本一寂しい旅を追求する?(後編) 奈良の廃村、中津川に降り立って

この企画は、旅で感じる「寂しい」をとことん追求するものである。 どうせやるなら、とことん「寂しい」旅にしようじゃないか。 今回は、奈良県の山奥「野迫川村」の、さらに奥にある廃村「中津川」。 人がいた村は、「寂しい」を詰め込んだ廃集落である。

成長段階に応じた環境にいられないから、コンプレックスが積もる

学生時代の僕は、いわゆる「コミュ障」といわれる人でした。 友達の作り方がわからず、人に違和感を持たれずに接してもらえる方法がわからないまま大学に進んでしまって、いつも一人、いけていない人に見られていたようです。 そんな一人だけの僕の周囲は、 …

日本一寂しい旅を追求する?(中編) 奈良山奥、限界集落を越えて

この企画は、旅で感じる「寂しい」をとことん追求するものである。 どうせやるなら、とことん「寂しい」旅にしようじゃないか。 今回のルートは、奈良県の山奥「野迫川村」から、廃村「中津川」。

いらないと言われたものが、あふれている。かわいそうに思う

世の中には、必要以上にモノが多すぎると思うのは、僕だけだろうか。 家に売りに来ては断られるフルーツの訪問販売。 頼んでもいないのに付けてくれるおまけ。 別に遊ばない回転寿司屋のガチャガチャ。 もらっても使う予定もないまま置いている、贈答品。 い…

日本一寂しい旅を追求する?(前編) 奈良山奥、廃村への道

この企画は、旅で感じる「寂しい」をとことん追求するものである。 どうせやるなら、とことん「寂しい」旅にしようじゃないか。

ノスタルジーと愚痴をセットで語るのはやめよう

2008年になくなった、大阪~東京間の寝台列車「銀河」の車内にて。オッチャン達と乾杯。(2008/2) 「今度はブルートレイン○○がなくなるのか、乗ってたのにな。残念だ。」 「あったあった!△△駄菓子!懐かしいなぁ。でも、今の時代じゃ作られないんだなぁ。…

種田山頭火のように、いい歳になっても悩んでダメやってる人になっていきたい

種田山頭火といえば、「分け入っても分け入っても青い山」などの五七五にとらわれない自由律と呼ばれる俳句の形を作った、20世紀の旅の俳人です。 しかし、彼の俳句を見てみると… 「まっすぐな道でさみしい」 「どうしようもないわたしが歩いている」 「焼…

googleマップがあっても、地図帳は手元に置いておきたい

手持ちの地図 左上から ①街の達人 京阪神版(1/10000 昭文社) 住所を見て目的地へ行ける、詳細な地図。 ②グローバルマップル世界&日本(2015 昭文社) 高校地図帳より詳細で、現在の世界の都市の動向がわかる ③新詳高等地図(帝国書院) 高校生時代から愛用し…

大阪の廃村を目指して(後編) 干し柿集落から、ワイルド林道に迷い込む

【前回まで】 大阪府唯一の廃村は、ほとんどが自然に還ってしまったようであった。 しかし、第二第三の今畑廃村は、時代が経つとともに出てくるだろう。 それに、和歌山県や奈良県にも、過疎地は大変多く、廃村となっている村がいくつもあるので、そっちを見…

あらゆる店が消えたとき、最後に残る店は…~秘境・椎葉村のよろず屋から~

日本から商店街が次々消えている。ショッピングモールでさえも経営が立ち行かなくなり、廃墟化するモールも現れた。店はなくなり、通販でモノが買える時代になった。 実際の店がどんどん姿を消していっている現状から、さらに何十年か先はどうなっているのだ…

大阪の廃村を目指して(前編) 和泉山脈の林道で足を取られまくる

【廃村】(はいそん) 何らかの理由により住人が退去して無人となり、居住していたことを示す建物や痕跡のみが残されている場所のこと。産業による環境破壊や衰退、戦争や自然災害での退去によって、一度形成された都市や集落が廃墟化したものである。(wiki…

「私なんて可愛くないですから…」と言う女性に、「そんなことないよ」と言うのやめます。

たまにいます。 自信がない女性で、「私なんて可愛くないですよー。」くらいのことを言う女性。 それに対して、周りの人は脊髄反射的に、「そんなことないよ~、○○ちゃん、かわいいよ。」とレスポンスするのを見ることがあります。 しかし、そうしないといけ…

9月30日はポッドキャストの日 ~インディーズラジオで終わらないでいられるか~

インターネットで聴けるラジオ、「ポッドキャスト」の番組をやっている僕としては、見逃せない日がやってきました。 2日前の9月30日、「ポッドキャストの日」というのが外国のネットユーザーの間で定められていました。 日本でもツイッター上でポッドキ…

少ない味の豊かさ ~とあるレーズンパイを食べて~

友達と遊んでいるとき、自然食品の店に行って、「ガリバルジー」というレーズンパイを買って食べました。*1 これは普通のスーパーではなかなかお目にかかれないシロモノです。 そして、自然食品、香料・合成着色料無添加、一つ一つ手作り、国内産小麦粉使用…

ガガガSPの「オラぁいちぬけた」という曲が、自分を肯定してくれているように聞こえる

たまに聴きたくなる歌。 ガガガSPといえば、青春パンクの代表的なバンドとくくられることがありますが、 それに対して「オレは違う!」 「オレはもっと考えてるんだぞ!薄っぺらい内容の音楽ジャンルに入れるな!」と ノーを突きつけた歌だといえます。 そ…

「考えすぎで重い」人にだって、価値がある~価値とは何か?~

最近、よく話す人がいます。 その人は 「自分は何をやっても人並み以下で、自分に魅力なんてあるとは思えない。」 「物事を深刻に考えてしまう。他の人が『考えすぎないで、気楽にやろうよ』と言っても、気楽にできない。」 「考えすぎで重く考えるから、身…

学芸員に、元学芸員(?)が、「教えてあげる」風にクレーム、その心の中を考える

昨日、とある美術館に行って、展示を見てました。 人気の展覧会ということもあって、ショーケースの中身をのぞくのさえやっとな位、人でごった返して、辟易してしまいました。 それは僕だけではないかもしれませんが、 混雑に苛立っていた人のひとりが、会場…

山奥の引きこもりハウス(奈良・吉野「西行庵」)

大阪から離れた、奈良・吉野の山奥に「西行庵」という、 西行というお坊さんが建てた小屋(庵)がある。 3畳くらいの広さで、家財道具は野良仕事道具くらいしか、ほとんど置いておらず、簡素な床の間があるだけの家だ。 庵の奥には、座禅を組む西行法師の像…

話の輪に入れないからこそ、手に入った能力

20代の僕は、友達や仲間が欲しくて、あらゆる会に出かけては、話の輪に入って、そこから関係を作っていこうと、躍起になっていました。 ところが、小学生高学年あたりから、他の人とコミュニケーション能力も、人間関係を作る能力も、大幅に差を付けられて…

すごい日本奥地紀行【南信州編】 第10回 五郎丸ポーズの仏像(最終回)

【第9回】 大阪→→馬籠宿→(長野県)妻籠宿→→ 遠山郷→下栗の里→ 諏訪大社→奈良井宿 →御嶽神社→(岐阜県)御嶽パノラマライン→下呂温泉(3泊目) → 関善光寺→岐阜大仏→長良川沿いに続く道→→大阪 緊張の山越えを終えて、岐阜県の下呂温泉に降り、一泊した。 …

ヘアカットを自分でやった方が便利な理由

髪を自分で切るようになって、10年くらいになります。 10年ともなると慣れてきて、後ろ頭が見えなくても、手に取るように髪が整うようになりました。 ヘアカットを自分でするのは、始めた当初、不安半分でしたが、 やってみると、良いことだらけでした。…